【バカの壁:養老孟司】★★
今日は養老孟司先生のバカの壁を読んだ。良かった。2003年の本で、もう二十年前の本かと感慨があった。10分以上読みたくさせられたので、さすがはスーパーベストセラーの本である。脳機能から社会科学まで話題がバックアンドフォースに進んでいくのだけど、濃い内容のわりに、節自体は細切れになっていて結構適当に読める。結構適当に読めるというのはすごい重要だ。遊びなので。ちなみに、章は7個の構成になっている。養老先生は医者をやっているのだけど、毎日一箱以上吸うような愛煙家らしい。
「肺がんの原因がたばこであると医学的に証明されたらノーベル賞もの」と発言していて、発癌性を疑問視している。パンクなお医者さんなのかもしれない。86歳になった現在も現役で、調べてみると2023年もいくつか本を出していた。すごい。この年になっても本を書けるということはとても素晴らしい生活のようにように思える。
「バカの壁」
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